損害サービス第1部首都圏サポートサービスセンターで、新卒SC社員のチューター(*1)をしています。新入社員の業務に気を配り、お客様や相手方への説明や交渉がうまく進んでいないときには参考となる資料を渡したり、助言をしたりします。現在の主要業務はチューターですが、並行して私自身が担当している案件の対応も行っています。
*1:各職場へ配属された後、入社3〜6年目の先輩社員が育成担当となり新入社員のフォローを行う制度
Q. ソニー損保に入社を決めた理由は?
私は「働きやすさ」や「社風」を重視して、業界を定めずに、幅広く就職活動をしていました。さまざまな企業の説明会に参加しましたが、その中で、抜群に好印象だったのがソニー損保でした。明るくてアットホームな雰囲気や風通しの良さ、先輩社員の方々がいきいきと働いている姿勢が感じられ、絶対に次の選考に進みたいと思いました。また、面接の待合室にいるときには通りすがりの社員の方が声を掛けてくださり、気さくで温かい雰囲気がありました。この印象は、入社後も全く変わりません。
Q. チューターとして意識していることは?
チューターとして新入社員と接する上で特に意識していることは、「悩みを溜めこまない環境」をつくることです。私も新入社員時代にはチューターがいて、困ったときには助言をもらったり、気持ちを切り替えさせてくれたりしたことがあり非常に助けられました。おかげで、仕事で厳しい局面にあたっても、とても居心地が良く、会社を辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。ですから私も、チューターとして同じような環境を作り、新入社員が前向きに働けるようにサポートしていきたいと思っています。1年目であろうとも、担当となった案件は新入社員にすべて任せるのですが、壁にぶつかっていたら一緒に原因を探り、一緒に解決するという姿勢でいます。自らがチューターから受けた対応を後輩にもしてあげたい。そうやって自然に、当社らしい風通しのよい風土が受け継がれていくのだと思います。
Q. どのようなやりがいを感じているか教えてください。
自分自身の成長を感じられることにやりがいを感じます。入社してから最も成長したと思える点は、お客様の気持ちを理解してそれに寄り添って話せるようになったことです。例えば、私の説明に対するお客様からのお返事の間や声色から、説明の内容を十分には理解されていないのではないかと感じられた場合は、説明を中断して「これまでの説明でわかりづらいところはありましたか?」などと聞くようにしています。新入社員のときはこのような余裕は無かったのですが、さまざまな考え方のお客様の対応を行ったり、周囲の助言を受けたりする中で、対応の引き出しが増えてきたことによるものです。また、今はチューターとして新入社員たちの成長を感じられることもやりがいです。お客様満足度や事故解決までの日数などあらかじめ設定した数値目標を達成したり、新入社員がお客様から感謝の言葉をいただいたときは、新入社員と一緒になって喜んでいます。
ソニー損保は若手社員でも自らアイデアを出し、実現できる会社だと感じています。ソニー損保には複数のサービスセンター横断で顧客満足度を向上させるための改善策を検討する委員会があります。入社2年目の時に当時所属していたセンターの代表でこの委員会に参加していました。先輩やベテランの方もいらっしゃったのですが、2年目の私の提案に真摯に耳を傾けてくださり、サービスセンター横断の取組みとして採用されたこともありました。また、今の部署では、チューターとして新入社員の研修を提案する機会があります。「新入社員のこの部分が不足しているから、こんな研修をやりましょう」と提案し、上司の了解を得るとすぐに実現されます。ソニー損保にはお客様や社内のために良い取組みであれば、年次に関係なく、実現することができる環境があると思います。