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革新的な技術が、 損保の新境地を拓く。  
T.Y 2020年入社 GS社員

Profile

法学部で民事法のゼミに所属しつつ、中学から続けてきた陸上競技に打ち込んだ。在学中に病気にかかって入院をした際に、家族があらかじめ保険に入っておいてくれたことで経済的に助かったという実体験から保険を身近に感じるようになり、就職活動時には保険業界へと進む。数ある保険会社からソニー損保を選んだのは、「お客さま第一主義」を掲げており、なおかつ面接を受ける中で出会った社員の人柄の良さに惹かれたためだという。

現在の仕事内容

現在、私はIT・システム部門のDXシステム開発部DX推進課で、スマートフォンアプリの開発・保守・運用に携わっています。マーケティング部門や商品部門から寄せられる要望をもとに開発計画を立て、協力会社に依頼をしてアプリを作成し、保守運用の管理を行うことが主な仕事です。これまでに担当した代表的なアプリとしては「GOOD DRIVE アプリ」があり、このアプリはお客さまの車両とスマートフォンを連動させ、運転スコアをもとに保険料のキャッシュバック金額を算定するというものです。GOOD DRIVEの開発は、運転者の特性に応じて保険料が変動する「運転特性連動型自動車保険」をより高精度に測定する目的で行われました。
また、ドライブ中に温泉やレジャー施設のクーポンを提供する「おでかけアプリ」など、保険契約のきっかけを提供するアプリの開発にも携わっています。私がアプリ開発で面白いと感じるのは、お客さまからの評価を直接確認できる点です。いただいた声をもとに修正を加え、アプリをさらにブラッシュアップできるやりがいがあります。

これまでに経験した印象的な仕事

特に記憶に残っているのは、初めてアプリの開発に携わった際の経験です。この案件はGOOD DRIVEの保守に関する比較的規模の小さなものでしたが、それまでマーケティングシステム課(主にウェブサイトの保守開発)に所属していた私にとっては初めての経験の連続でした。マーケティングシステム課で担当していたウェブサイトの開発では、計画から設計、修正へと進む「ウォーターフォール開発」が主流でしたが、アプリ開発では「アジャイル開発」という、決まったコストとスケジュール内で要件を柔軟に入れ替えながら進める手法が採られました。この手法に慣れるまでには戸惑いも多く、さらにスマートフォンの種類ごとに異なる仕様を理解する必要もありました。しかし、年単位で取組む中で徐々にスムーズな進め方を学び、やがて協力会社とも円滑に会話ができるようになりました。最終的には自分が担当した開発内容がアプリに反映され、お客さまからレビューをいただいたときには、これまでの努力が評価されたことに大きな喜びを感じました。

Schedule

ある1日のスケジュール

  • 10:00 出社 スケジュールと
    タスクを確認
  • 10:30 進捗確認 プロジェクトの
    進捗をチェック
  • 11:30 お昼休憩 お気に入りの
    飲食店でランチ
  • 12:30 資料確認 依頼した成果物の
    チェックを行う
  • 14:00 プロジェクトミーティング チームで進捗や
    課題の確認
  • 15:00 資料確認 資料確認を
    引き続き実施
  • 19:00 退社 進捗を確認して退社

私が思う“価値ある「違い」”

私が思う“価値ある「違い」”は「革新性」です。それは、他社にはないソニー損保らしさを打ち出す革新性を発揮することだと考えています。その一例が、GOOD DRIVE アプリです。このアプリは、運転スコアに応じて保険料をキャッシュバックするという仕組み自体が斬新であり、発表以後は他の企業でも似たようなスキームが採用されています。
こうした革新性を実現できた背景には、ソニーの技術部門との連携が大きく影響しています。現在ではソニー損保自体が技術開発の主導権を持つようになりましたが、基幹システムにおいては依然としてソニーの高度な技術が活かされています。そして、当社の革新性の源にあるのが、お客さまのニーズを汲み取る姿勢と、「交通事故の少ない社会を作り上げたい」という想いです。これは究極的には自動車保険が必要なくなる社会を目指す取組みでもあり、保険会社として独自の挑戦を続けていると感じています。

私なりの“価値ある「違い」”の作り方

“価値ある「違い」”を作るために私たちの部署が行っていることが、当社独自の生成AIの活用です。この人工知能には、当社のポータルサイトに蓄積された就業規則や各種情報が搭載されており、最終的には全社員が利用できるものを目指しています。例えば、CP・SC社員が契約内容や事故対応方法を確認する際、迅速な回答を提案できるツールとして活用される想定です。こうした生成AIの活用は、業務効率化に貢献し、対応件数の増加や企画開発への注力に時間を割けるといった、会社全体におよぶ大きな効果をもたらしてくれると考えています。私自身も、アプリ開発において自動でコーディングを行う機能を実装し作業時間やコストを減らしつつ、さまざまなアプローチによるアプリ開発とさらなる知識習得に時間をかけられるようになっていければと思っています。新技術の導入による革新を通じて、今後はさらにソニー損保全体のサービス品質を向上させていきたいです。