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正論の先にある、 お客さまのための 答えを。
S.K 2015年入社 SC社員
(アシスタントマネージャー)

Profile

数学が得意だったこともあり、大学では機械工学を専攻。卒業後は損害保険とは異なる業界に身を置いていたが、大学時代のコールセンターでのアルバイト経験から損保業界に興味を持つようになったという。その中でもソニー損保に注目したのは、「お客さま満足度が高い理由を知りたい」という想いがあったからだった。20代後半から当社でのキャリアをスタートさせ、現在はアシスタントマネージャーを任されている。

現在の仕事内容

私はサービスセンターでアシスタントマネージャーを務めています。業務内容は多岐にわたり、個別事案の進捗管理のほか 、過失割合の認定といった方針の決定や保険金支払いの決裁などにも携わります。その中でも特にやりがいを感じるのが、メンバーの育成です。私が担っているのは、担当者に直接教えるだけではなく、指導方法に悩むチューターたちの相談を受けて「教え方を教える」という役割です。育成業務には、現場にいる後輩たちが成長していく喜びだけでなく、さまざまな角度から質問をもらうことで自身の成長につながるといった面白さもあります。マネージャーを任されることが決まった際はとても驚きましたが、経験を積んでいくことで徐々に円滑な運営ができるようになっていると感じています。

これまでに経験した印象的な仕事

特に印象的だったのは、初期対応からご不満を持たれるお客さまに対応した案件です。事故の相手方に過失の大きいケースでしたが、「損害賠償の考え方において完全に0対100とは認定できない」点に、お客さまはご不満をお持ちでした。 この案件にマネージャーとして携わることになり、担当者と密に打合せを行う中で意識していたのが「正論をぶつければ良いわけではない」ということです。担当者とともに傾聴することや寄り添うことなど、いくつもの対応パターンを想定しながら対策を練っていきました。そのかいもあってか、最終的にはお客さまから「とても助かりました、ソニー損保に入って良かったです」というお言葉をいただき、無事に解決まで導けたことはとても嬉しかったです。この案件から学んだのは、「お客さまのニーズ」と「担当者のニーズ」の2つを把握しておくこと。お客さまが求めるものを、担当者の「解決してあげたい」という想いに沿うよう調整し、 両者が共通の方向性をもてるよう手助けをすることが大切だと実感しました。

Schedule

ある1日のスケジュール

  • 08:00 出社 担当者を決めて
    事案を配布
  • 10:00 事案方針の打合せ 担当者と
    事案方針を打合せ
  • 12:00 お昼休憩 周囲の美味しい
    お店でランチ
  • 13:00 事案点検 交渉が難しい
    事案などを点検
  • 16:00 保険金支払いの決裁 保険金支払いの
    決裁承認を実施
  • 19:00 退社 業務の振返りを
    行って退社

私が思う“価値ある「違い」”

私が考える“価値ある「違い」”とは、「お客さまに納得感を持っていただける対応を意識すること」です。自動車保険の事故解決においては過去の判例に基づいた説明をすることが基本ですが、それだけではお客さまが納得しづらいケースも多々あります。だからこそ、お客さまに納得感を持っていただける伝え方や対応を通じて関係性を築くことが重要です。そして、そうした意識を持つために欠かせないのが、当社に根付いている「お客さまを大切にする」という社風です。数値目標ばかりを追いかけるのではなく、「お客さまのために何ができるか?」を自分なりに考える文化があるのです。一人ひとりが裁量を持ち、お客さまと向き合いながら対応を進めることで、単なる事故解決以上のサポートが可能になり、 ひいては満足度の高い対応につながっていくのだと感じています。

私なりの“価値ある「違い」”の作り方

こうした“価値ある「違い」”を最大限に生み出すため、チームメンバーとコミュニケーションを取る際には、それぞれの個性に応じた向き合い方も意識しています。普段からメンバーの行動や言葉をしっかりと観察し、個々の性格や成長速度に合わせたアドバイスをすることで、お客さまにより良いサービスが届けられるよう心がけています。
学生の皆さんに持っていていただきたいのは、「お客さまのために試行錯誤する」という姿勢です。事故対応は千差万別であり、支払い金額や過失割合、時間などが案件によってさまざまに異なります。だからこそ、「お客さまのために試行錯誤する」という姿勢を貫くことで、ブレのない対応力が身につくと感じています。そうして実績を積んでいけば、必ず望むキャリアを掴むことができると思います。ぜひ自分なりの試行錯誤を続けて、あなただけのキャリアを築いてください。